Short Stories 2

2003.6.28

振り返ると、今回選んだ作品が入っている『月の手紙』『鏡、眠り、真昼まで•••』『彼方の森』で創った時の感覚を思い出します。懐かしい歌を聞いて、その時の出来事や想いが戻るように。『月の手紙』は風や雲と関わりながら、擬人化された月が夜空を泳いで行き、見せる多くの表情。『鏡、眠り、真昼まで•••』では夢と現実、鏡、昼、夜が交差して離れ、近づき消える瞬きの1コマ1コマの情景。しかしキャストも私自身も当時とは違い、情景が戻ってきてもそこに生まれた風合いや色合いは変化しているはずです。その作品の成熟してゆく様子を観て楽しんでいただくことができましたら、『Short Stories』をさらに充実させる励みとなります。

photo:テス大阪